建設業の
生産性向上

i-construction

ICT・CIMを取入れた
グラウチング情報の可視化

国土交通省の指針にもある生産性向上に
向けた
i-constructionの取組みを
積極的に行っております。

地盤改良の施工状況を見える化する「Ground-4D」の機能を拡張した「Ground-4D EXT」を開発しました。新システムを使用することで、更なる情報の共有や現場施工管理の負担を軽減することが可能となります。

1.情報共有機能

現場の仕様書、図面、工事写真などを目的・内容別にクラウドサーバーへ保存し、工事関係者がいつでもアクセスすることが可能です。

2.施工支援機能

オンラインでの立会検査や3次元モデルに施工情報(実績・進捗)をリアルタイムに重ねる4D表示。目的に応じた解析図装の作成やグラウトの追加注入自動判断の機能も実装しています。

ICT活用工事への取組
(ICT法面工)

ICT活用工事への対応に向けて、「3次元設計データ作成」や「3次元出来形情報等による施工管理」に関する取組みを行っております。UAV測量によって得られる3次元データから出来形を管理することによって、出来形計測の省力化・生産性向上に繋げます。

ドローンにより法面を撮影

写真から3次元モデルを作成

出来形計測

法面アシスト装置
昇降動作の負担軽減による
作業効率の向上

法面作業では、ロープとグリップ金具を使用した作業が行われています。作業者の体重はロープによって支えられていますが、昇降動作の際には作業者の腕力によって体重を支える必要があり、本作業以外で体力を消耗する重労働です。そこで、重労働を軽減するため、斜面昇降動作を補助するための動力を開発しました。

法面アシスト装置の安全機能

1.マグネットスイッチ制御ではなく、半導体制御のため、接点溶着によるウインチの突き上げを解消。
2.電流による過負荷防止機能。
3.リミット付滑車による巻き込み防止機能。
4.ID設定による無線の誤動作防止機能。
5.滑りクラッチ機能による巻き込み防止、及び過負荷防止機能。

法面アシスト装置の効果

1.急傾斜で法長が長く、オーバーハング部でも、昇降作業が楽である。
2.労力負担軽減効果が高い。
3.装置の動作はスムーズで、セーフティーブロックのロックも無い。
4.ラス張り、法枠組立作業は、スムーズにでき、作業効率が良い。
5.ロリップを使わないので、親綱の凍結やモルタル付着による親綱の滑りの不具合問題が無く、安全性が高い。
6.昇降労力は低減されるため、熱中症予防の一助となる。

CSR