
地盤改良技術:
DCI多点注入工法

目的:
- 盛土沈下防止
- 路盤沈下防止
- トンネル坑口下の沈下防止
- トンネル底盤補強
- 岸壁の補強
- 液状化防止
- 堤体のすべり破壊防止
- 河床の補強
- 土留め壁欠損部の止水
- 開削底盤の補強・止水
- シールド機の発進・到達防護
- 近接構造物の変位防止
土木構造分類:
- 鉄道
- 道路
- トンネル
- 港湾、空港
- 河川
- 地下構造物
災害対策:
- 地震
- 津波
- 台風(大雨、洪水)
DCI多点注入工法(結束細管多点注入工法) (Displacement Control Injection Method) 鉄道ACT研究会PR対象工法 軌道近接や構造物直下で薬液注入工法を用いる場合、注入圧力により隆起が生じることが課題でした。そこで、低圧・低吐出で注入することにより、変位を抑制出きる「DCI多点注入工法」を開発しました。 構造物および軌道の近接施工において低流量による浸透注入を行うことで変位を低減するとともに、変位測定装置と連動してリアルタイムで流量を制御し、変位量を許容内に抑えながら施工が行えます。 従来工法では、定期的に目視や変位計で変位量を計測し、異常があればその都度流量を調整し施工するため、工程の遅延や軌道の修正が発生し、監視要員や軌道修正を行う人員が必要でしたが、DCI多点注入工法は、「DCIシステム」と独自の施工管理手法を駆使して注入するため、最小限の人員で施工が行えます。
特長
1:既設構造物近傍・直下での施工が可能 2:1ポンプ当たりの注入速度は低速(毎分1から6リットル)ながら、多点同時注入(32連)による急速施工が可能 3:ユニット化された専用システムにより、狭隘部での施工が可能 4:注入圧力・変位に応じて、個々のポンプを機械的に自動制御 5:フレキシブルな注入管を集積し、占用範囲を限定可能
適用範囲(構造物・軌道近接及び直下)
本設注入
仮設注入
施工サイクル
この工法に関連するパンフレット
災害対策:
地震/津波/台風(大雨、洪水)
軌道近傍や構造物直下で薬液注入工法を用いる場合、注入圧力により隆起が生じることが課題でした。そこで、低圧・低吐出で注入することにより、変位を抑制出来る「DCI多点注入工法」を開発しました。構造物および軌道の近接施工において低流量による浸透注入を行うことで変位を低減するとともに、変位測定装置と連動してリアルタイムで流量を制御し、変位量を許容内に抑えながら施工が行えます。
構造分類:
鉄道/道路/トンネル/港湾、空港/河川/地下構造物
災害対策:
地震/津波/台風(大雨、洪水)
薬液注入における一つの理想は、薬液を均等に土粒子間にしみ込ませる浸透注入にあります。少しずつゆっくりと注入することで球体に近い理想的な固結体が得られますが、従来の方法では莫大な時間と手間を要し、施工効率の改善が大きな課題でした。この課題を解決するため、低吐出量のポンプを用いて多数の注入ポイントから同時に注入し、急速施工を可能にした技術が、『超多点注入工法』です。
構造分類:
鉄道/道路/トンネル/港湾、空港/河川/地下構造物
災害対策:
地震/津波/台風(大雨、洪水)
軌道近接や構造物直下で薬液注入工法を用いる場合、注入圧力により隆起が生じることが課題でした。そこで、低圧・低吐出で注入することにより、変位を抑制出きる「DCI多点注入工法」を開発しました。
構造分類:
鉄道/道路/トンネル/港湾、空港/河川/地下構造物