岩盤グラウチング技術:
小口径自動削孔機(ABM-10)
目的:
- 岸壁の補強
土木構造分類:
- ダム
災害対策:
- 台風(大雨、洪水)
自動削孔プログラムとボーリングロッドを自動で接続・脱着する機能を搭載し、作業の効率化や作業時間の短縮が可能になりました。そのため、作業の省力化、安全性を向上し、経験が浅い不慣れな作業員の安全な削孔作業をサポートします。また、地質毎の削孔データ、削孔時間を蓄積し、地質の解析や工程管理に活用可能です。
特長
1.ボーリング作業の全ての操作を自動化 ・自動削孔開始ボタンを押すだけで全て無人で削孔、省力化を実現しました。 2.地質状況に応じた自動削孔を実現 ・削孔データを蓄積でき、地質状況に応じた自動削孔を実現しました。 ・地質変化に対応し、ジャミング前兆にも適切に対応します。 3.熟練オペレータと同じレベルの削孔能率 ・安定した生産性、施工量を確保。 ・瞬時に削孔条件を変更する汎用性の高いプログラムで自動削孔します。
削孔管理システム
1.操作モニター(タブレット)を常時監視しながら、最適な削孔作業を維持します。 2.遠隔操作が可能であるため、管理室で複数のボーリングマシンを集中管理できます。 3.データ記録装置を備えた操作モニター(タブレット)に各パラメータがリアルタイムで表示され、削孔状況を遠隔から常時監視することができます。 4.深度、時間、削孔速度、回転トルク、先端ビット荷重、回転数、送水量、送水圧、前進給進力、後進給進力の削孔計測データをリアルタイムで表示しメモリ―カードに記録します。 5.削孔計測データは、ボーリングデータ処理システムで処理し、ボーリング日報、集計表に出力されます。日報データ、計測CSVデータおよび自動削孔機械設定値は、クラウドに保存し、「共有します。