斜面・のり面対策技術:
A-RPD(Automatic Rotary Percussion Drill)
目的:
- 地下水排除
- 岸壁の補強
- 河床の補強
- 地すべり抑止
土木構造分類:
- 道路
- ダム
- 港湾、空港
- 河川
災害対策:
所定の位置に削孔機本体とロッド補給装置を設置して使用します。「二重管の接続」「地質に応じた制御削孔」「インナーロッドとアウターケーシングの抜管」を自動で行い、削孔長や削孔速度などの削孔データも自動で記録管理することができます。従来の人力作業ではなく、自動で削孔・接続・抜管作業ができるため、省人化・省力化が可能です。さらに、少人数で複数台の同時施工ができるため、安全性および生産性の向上が実現できます。
特長
1.削孔作業の全ての操作を自動化 ・管理操作盤のボタンを押すだけで目標深度まで自動で削孔。 2.地質状況に応じた制御削孔を実現 ・自動削孔プログラムによる地質に応じた制御削孔を実現 ・地質変化に対応し、ジャミングなどの削孔トラブルにも対応可能 3.熟練オペレータレベルの削孔能率 ・安定した生産性と施工量を確保 ・担い手不足の解消
制御装置
○自動削孔プログラム ・地質状況に応じて再礫な削孔方法で施工することや二重管の接続、インナーロッドとアウターケーシングの抜管作業を自動で安定的に実施することができます。 ○施工管理システム ・施工管理条件(削孔深度、削孔速度、回転圧力、給進圧力、パーカッション圧力、送水量等)を管理操作盤(タブレットPC)から設定することでリアルタイムに管理・監視することができます。A-RPD専用ソフトで削孔データ処理・出力が可能であり、施工トラブルを未然に防ぐための警告表示を行う安全機能を搭載しています。 ○管理操作盤(タブレットPC) ・オペレータ用と管理者用があります。タッチパネル式でリアルタイムに施工時のデータをディスプレイに表示します。 ・Wi-Fi接続することで遠隔での操作可能です。