地盤改良技術:
Eight工法
目的:
- 盛土沈下防止
- 路盤沈下防止
- トンネル坑口下の沈下防止
- トンネル底盤補強
- 岸壁の補強
- 堤体のすべり破壊防止
- 開削底盤の補強・止水
- シールド機の発進・到達防護
- 近接構造物の変位防止
土木構造分類:
- 鉄道
- 道路
- トンネル
- 港湾、空港
- 河川
- 地下構造物
災害対策:
- 地震
- 津波
- 台風(大雨、洪水)
[NETIS KT-230182] [建設技術審査証明 第2203号 ] [ICT建設機械認定 2024-6-2-5-1-0]
Eight工法は、2基の高油圧モータを内蔵した撹拌装置を左右相対に回転させ、原地盤とスラリー化した改良材とを撹拌混合して、軟弱地盤を化学的に固化処理する中層混合処理工法です。また、各種データをリアルタイムに監視・管理することができる施工管理システムと、「貫入・引抜」「スラリーの吐出量」「ブーム鉛直性」を自動で制御することができる自動制御システムを搭載し高品質な改良を実現します。
Eight工法の特長
■自動制御装置 自動制御により、オペレータの技量に左右されない高品質で鉛直性の高い柱状改良体の築造が可能となります。 ■オートパイロット機能 タブレットのボタンを1回押すだけで設定された深度まで施工を行うことが可能です。 ■着底管理 専用の制御装置で、着底層付近での貫入速度及び回転圧力の変化を確認することでN値50を超える軟岩に精度よく着底管理が可能です。 ■中圧吐出 貫入時に、中圧(0.8~3.0MPa)で吐出を行うことによって、低圧吐出に比べ、撹拌地盤内にスラリーを拡散させることが可能になっています。また、スラリー添加を貫入と引抜時に分けることでリークを減らし、地盤へ確実に固化材を置い てきます。
制御装置
■自動制御システム 自動制御システムは、“施工機の姿勢” “貫入・引抜”“スラリー吐出量” を自動で制御するシステムです。施工機のアーム・ブームに設置した傾斜計の計測値を基に、複数の油圧シリンダを自動伸縮させて撹拌装置の鉛直性を保ちながら、貫入と引抜作業を自動で行います。また、貫入・引抜速度に合わせてスラリーの吐出量を自動制御します。 ■施工管理システム 施工管理システムは、施工管理条件(深度、貫入・引抜速度、水平距離、流量、回転速度、撹拌装置傾斜角度)を設定し、リアルタイムに管理・制御・監視することが可能です。また、油圧シリンダを自動停止する油圧圧力値を設定でき、さらに警告表示や緊急停止を行う機能も有しています。
適用範囲
この工法に関連するパンフレット
災害対策:
地震/津波/台風(大雨、洪水)
Eight工法は、2基の高油圧モータを内蔵した撹拌装置を左右相対に回転させ、原地盤とスラリー化した改良材とを撹拌混合して、軟弱地盤を化学的に固化処理する中層混合処理工法です。
構造分類:
鉄道/道路/トンネル/港湾、空港/河川/地下構造物