CDM工法 ~セメント系深層混合処理工法(Cement Deep Mixing)~
CDM工法はセメント系のスラリーと軟弱地盤と混合処理機を用いて攪拌混合し、現位置で所定の強度に固化する工法です。固化のしくみは、2種類の反応からなっており、まずセメントと水の水和反応によって針状結晶のエトリンガイドが生成され、次に材令が進むにつれて水和生成物が粘土鉱物とポゾラン反応を起し、板状結晶が多く認められるようになります。
工法
- CDM-LODIC工法
CDM-LODIC工法は、周辺地盤や既設構造物への影響を最小限に抑える深層混合処理工法です。 - CDM-EXCEED工法
CDM-EXCEED工法は、これまでに培ってきたCDM工法の知見から、各種の補助装置、施工規定を使用することにより効率的にΦ1,600mm×2軸の大口径施工を可能にした工法です。 - CDM-Mega工法
CDM-Mega工法は、従来Ø1,000mm×2軸の良さを継承し、改良径をØ1,200mm×2軸、、Ø1,300mm×2軸、及びØ1,600mm単軸に拡大することでコスト低減と工期の短縮をはかる工法です。 - CDM-レムニ2/3工法
CDM-レムニ2/3工法は直径Ø1,000mm~Ø1,300mmの撹拌混合翼を搭載した大径3軸式の深層混合処理機を使って効率よく軟弱地盤を改良する新工法です。